【中途採用看護師】採用されやすい志望動機を教えます!

この記事でわかること
  • 志望動機の基本的なルール
  • 志望動機の考え方、つくり方
  • 好印象な志望動機のポイント
  • ダメな志望動機とは

こんにちは。看護師長のはるです。

今回は看護師の転職時に必ず聞かれる『志望動機』についてです。

うちの病院では看護師の採用は、人事課の担当者と看護部長が面接をしています。

わたしは師長として、応募者の履歴書をみて面接に進めるかどうかを決める場に同席することがあります

その経験から、面接する側がどのような視点で志望動機を見ているのかが分かります。

人事や看護部長が気に入る志望動機から、「イマイチ」と感じる志望動機まで、そのポイントをお伝えします。

この記事を読んで、転職時の志望動機の書き方について役に立ててもらえればうれしいです。

病院以外での転職を考えている方には>>病院以外でも働ける!看護師の転職先 9つ【新人でも大丈夫】の記事もおすすめです。

目次

志望動機の基本的なルールを知ろう

基本的な最低条件
  1. 誤字・脱字がなく、日本語として正しい
  2. 志望動機のスペースをきちんと埋める文字量で書かれている
  3. 定型文や例文のままで書かない

履歴書はたくさん届きますが、全員と面接をすることはできません。

そのため、履歴書の情報だけで面接をしない人を選ぶことになります。

優れた履歴書を探すというよりも、ダメな履歴書を探してその人を落とすという作業になります。

学歴や職歴は変えようがないので、志望動機でアピールすることが大切です。

しかし志望動機の書き方が、基本ルールから外れていては面接まで進みません。

まずは基本的なルールを確認しておきましょう。

1.誤字・脱字がなく、日本語として正しい

志望動機だけではなく、履歴書の全体で基本的なことです。

履歴書に誤字・脱字があったり印鑑が抜けていたりする場合があります。

フリガナの欄が空欄だったり、志望動機の文章が文法的に正しくない日本語の場合もあります。

使い慣れない敬語を使おうとして、不自然な日本語になっている人もいます。

優良な転職サイトなら担当者がきちんとチェックをしているので問題ありませんが、個人で応募してくると「前日に急いで書いたのかな?」と思うような物もあるんです。

人事課の職員はプロですので、ザっと見ただけで不備を見つけて、その場所に付箋が貼られて回ってきます。

決められたルール通りに書類が書けない人と判断され、採用からは遠のいてしまいます

家族や友人でもいいので、出す前に誰かに1度読んでもらうといいでしょう。

履歴書のチェックや面接のアドバイスを受けたい人は、転職サイトの利用も検討してみましょう。

顧客満足度1位の転職サイトについては、こちらの記事>>【オリコン顧客満足度1位】ナースパワーって何で人気なの?を参考にしてみてください。

2.志望動機のスペースをきちんと埋める文字量で書かれている

志望動機のスペースに1行しか書かれていないことがあります。

これも印象が悪いです。

あまりやる気がない、受かる気がないように見えます。

このような履歴書も落とされる原因になります。

ピッタリじゃなくてもいいですが、スペースの8割以上は文字で埋めるようにしましょう。

3.定型文や例文のままで書かれている

完全に例文通りと分かる文面も、印象が悪いです。

どこの病院に対する志望動機か分からないような一般的な内容しか書かれていないと、志望動機を使いまわしているのかな?と思ってしまいます。

例文通りの文面で出すのは避けるのが、最低条件です。

志望動機の考え方、つくり方

1.ホームページを読み込み、自分の言葉で語れる共感キーワードを見つける

まずは志望先の病院や施設のホームページをできるだけ読みましょう。

特に大切なのは、病院の理念や基本方針院長の挨拶看護部長の挨拶看護理念などです。

これらの文章には、その病院や看護部が目指す方向が書かれています。

また、たくさんある診療科の中でも病院として力を入れている診療科や検査、手術などが分かるはずです。

こういった情報の中から、自分が共感できると思うキーワードをいくつか探してください

自分がやりたいと思っていることに近いキーワードか、自分が得意なことに近いキーワード自分の経験に近いキーワードなどが見つかれば、志望動機を作りやすいです。

ホームページをよく読んで、自分が共感できるような言葉やキーワードを探せばいいのね!

ぼくの場合は、基本方針の「看護の専門性を高めて、看護の質向上に努める」や、教育目標の「質の高い看護サービスを提供できる看護職員を育成する」という言葉に魅力を感じたぞ!

2.見つけたキーワードを書き出し、自分の経験エピソードとつなげてみる

まずは見つけたキーワードを書き出してみましょう。

その中でもとくに強く共感できるキーワードを1つ決めましょう。

そのキーワードを中心にして文章を作ります。

そのキーワードにつなげるための、自分のオリジナル・エピソードも考えましょう。

ここは少し話を盛ってもかまいません。

共感したキーワードを中心にして文章を考えるのね!自分のこれまでの経験を入れるとオリジナルな感じになるわね。

自分はこれまで内科病棟で3年経験を積んだ。救急病院よりも、少し落ち着いた病院でじっくりケアに取り組みたいという思いを言葉にしよう。

3.自分の目標を前向きな言葉で表現する

今後の自分が目指すことや、やりたいこと、なりたい自分を言葉にしましょう。

その病院に就職したい理由です。

この時、できるだけ前向きでポジティブな表現にしましょう。

避けた方がいいネガティブ表現
  • 夜勤が多くてきつかったので・・・
  • 人間関係が悪くて・・・
  • きちんと教育体制が整っていなかったので・・・

このようなネガティブな表現は印象が悪いです。

前職場を悪く言うのは絶対に避けましょう。

とくに3つ目の「前の職場は教育体制が整っていなかったので、教育がしっかりしているこちらで学びたいと思いました」という志望動機を使う人は多いです。

しかし、この志望動機では採用になるのは難しいと思いましょう

とくに経験年数の短い看護師がこの志望動機だと、退職理由を職場のせいにしているうちに来ても自主的に学ばずに「教えてくれないから」と不満を言うだろう、と考えます。

自分の目標をポジティブな言葉で書くのね!

救急病院の時のバタバタした感じではなく、ゆっくり患者にかかわりたいという気持ちを書くぞ。

4.文章をちょうどいい文字数に調整する

履歴書にはたくさん種類があります。

基本的には、どの履歴書を選んでもかまいません。

自分が力を入れて書こうと思っている部分が大きく作られている履歴書を選びましょう。

ただし用紙のサイズがA3でないものや、住所や写真がないもの(一般的な形式ではないもの)などはNGですので避けましょう。

「ちょっと個性的で扱いにくそうだな」「協調性に問題があるかもしれないな」と思われてしまいます。

志望動機を書くスペースもいろいろですが、そのスペースをちょうど良く埋められる文字数で文章を作りましょう。

スペースに対して8~9割程度は文字で埋まるようにしてください。

志望動機を書くスペースのサイズを測り、別の用紙に同じサイズでスペースを作って、記入の練習をしましょう。

何度か書いてみると、ちょうどバランスの良い文字数が分かると思います。

何度か別の用紙で練習してから書くと、バランスが整って見た目がよくなったわ!

できたぞ!
【私は救急病院の内科病棟で3年間の経験を積み、今後は患者や家族と長期的に関わる看護をしたいと思っています。貴院の「看護の専門性を高めて看護の質向上に努める」という理念に強く共感し、貴院を志望いたしました。貴院で経験を積み、質の高い看護を提供する職員として成長して長く活躍していきたいと思っております。】

1歩リードする好印象な志望動機のポイント

自分だけのエピソードが入っている

定型文に近いような文章にならないためのコツは、自分の経験を入れて書くことです。

これまでの経験の中でのエピソードや、自分の強みとなる経験を短くまとめて入れましょう。

それでけでオリジナルの文章に変わります。

これまでの経験から次の目標ができたその目標を叶えるためにここに就職したいという流れで文章を考えましょう。

ここで長く働きたいという気持ちが伝わる

病院で採用する立場としては、入った後は長く定着して働いてもらいたいと考えています。

そのため志望動機の中で、今後はここで長く働くつもりだとアピールすることも効果があります。

人事や看護部長と複数の履歴書を見ながら「この人は長く働いてくれそうでイイね」と言い合うことがあります。

そのくらい、長く働くつもりであることはポイントが高いということです。

理念や基本方針、病院の特徴などをきちんと調べて書かれている

理念や基本方針を読んでから志望動機を作るのが基本ルールです。

志望動機を読んだときに、きちんとこの病院を調べて書かれた文章かどうかは分かります。

ホームページやパンフレット、募集要項をきちんと読み込んで、その病院が何に力を入れているのかや、どんな人材が欲しいと思っているのかを考えましょう。

丁寧な字で書かれていて、熱意が感じられる文章である

綺麗な字でなくても、丁寧に書きましょう。

ぜひここで働きたいという気持ちが伝わるよう、表現を工夫して書いてください。

同じ規模の他の病院ではなく、志望したここの病院に就職したいと伝わることが必要です。

そのためにはホームページなどをしっかり読んで、その病院について調べて、他の病院との違いを見つける必要があります。

他の病院にはない、この点に共感したからここで働きたい!という文章にしましょう。

また面接で話す志望動機についても、履歴書の内容と矛盾がないように準備しておきましょう。

中途採用者の面接準備については>>面接は準備が大事!【看護師長が教える】完璧準備で採用を勝ち取れ!の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

ダメな志望動機の表現

うちの病院での例ですが、人事や看護部長、教育担当師長などの意見を聞いて「こんな志望動機だと採用になりにくい」というものをまとめました。

例文通りで個性がない

なぜうちの病院に応募してきたのかが伝わらない。

受験者の具体的なエピソードも入っておらず、うちの病院ならではの内容も入っていない

この志望動機のままで隣の病院に出しても通じるような、個性のない志望動機は印象が悪いです。

たくさん届く履歴書の中で落とす人を決めるわけですから、こういう個性のない履歴書は「面接しなくてもいいだろう」と仕分けされてしまいます。

福利厚生を理由にする

休暇日数や手当などの福利厚生についてを志望動機に入れるのはやめましょう

志望動機では、自分のやりたい看護についてを語るようにしてください。

「休みがしっかりとれる貴院でなら続けていけると思い」などと書かれていると、あまり働く気がないのかな?と思われてしまいます。

教育体制が整っていることを理由にする

この理由を書く人も多いのですが、あまり印象がよくありません。

「教育体制がしっかりしている貴院で一から教えてほしい」などは、本人も受け身で考えているのが伝わって、採用になりづらいです。

就職してからは「もっと教えてもらえると思った」などの不満につながるのが予想できます。

中途採用者は即戦力が期待されています。

教育や指導に時間をかけるのなら、給料も安くて紹介料もかからない新卒者を採ります

中途採用の志望動機で「教えてほしい」というフレーズは、避けた方がいいでしょう。

認定や特定をとりたい

この言葉もよく聞きますが、かえって印象が悪くなることも多いです。

一見熱意があるように感じますが、具体的には何も考えておらず、漠然と憧れているだけという人が多いです。

「何の分野で?」「なぜうちで?」「その資格でどんな活動をしたいの?」という質問に答えられないのです。

なんでもいいからスペシャリストになりたいというだけでは叶いません。

もしも資格取得を目指して転職するのであれば、なぜその病院でその資格なのかを説明できるように考えましょう。

特定の科で働きたい

特定の科で働きたいのであれば、単科専門病院に勤めましょう

複数診療科を持つ病院では、人事異動は避けられません。

総合病院なのに、かならず希望の科で働きたいという志望動機では、採用が難しいです。

当院では希望の科を申し出た方に対して、面接で「希望の部署にならなくてもいいですか?」「定期的な部署異動がありますが大丈夫ですか?」とお聞きしています。

それが受け入れられなければ、採用はありません。

「配属先の希望はない。与えられた場所で精いっぱい頑張ります」という人がいれば、そちらを採用しています。

自分がやりたいことがしっかりと決まっていて、他のことに興味が持てないのであれば、単科専門病院を目指しましょう。

まとめ

今回は看護師長の経験の中から、中途採用者が履歴書に書く志望動機についてまとめました。

応募してくる履歴書を見ていると、きちんと準備されていない履歴書もあり、もったいないなと思います。

採用側には履歴書の情報しかないということを思い出してほしいです。

たくさん届く履歴書の中から、選ばれた人しか面接まで進めないことを知っておいてください。

履歴書の志望動機は、自分をアピールできる数少ない場所ですので、しっかり準備して印象に残るように書きましょう。

皆さんの転職活動のお役に立てればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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