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看護師を辞めたい?|看護師以外の仕事を探してみた結果

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看護師じゃない仕事

こんにちは。看護師長のはるです。

私はすでに20年以上、看護師として働き続けています。新卒で病院に就職して以来、看護師以外の仕事の経験がありません。

会社員やクリエイターなど、いろんな仕事に憧れます

退職を希望する看護師の中にも、看護師以外の仕事をしてみたいという人もいますよね。ただ私の場合は他にスキルもないし、自分に出来る仕事があるのか不安です

こんな私が仕事探しで強みなのは、やはり看護師としての経験だけだと思うんです。なので、その看護師の経験を活かしながら出来る仕事をいろいろと調べてみました。

同じように看護師以外の仕事に興味がある人の参考になればうれしいです

私は仕事の気分転換に、転職サイトで色々な仕事の求人情報をチェックしています。転職サイトは実際に転職するかどうか決まっていなくても、登録していろいろな求人情報を見ることができます。

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ホームページには看護師のコラムや転職にまつわるノウハウもたくさん載っているので、参考になりますよ。

詳しくは>>【看護師】転職で本当に役立ったおすすめ転職サイトと転職エージェントの記事を参考にしてみてください。

目次

製薬会社でMR

MRってどんな仕事?

製薬会社にはMRという職種があります。

MRは『医療情報担当者』のこと。
薬が正しく使われるように、医師や薬剤師に情報を伝えるのが主な仕事です。

製薬会社で開発した薬についての情報を病院の医師や薬剤師、看護師に説明して、正しく効果的に使ってもらい、患者の治療に貢献します

薬の管理方法や、副作用の情報、疾患の関する啓発などもしています。

たとえばわたしの病院でも、新しい薬の認可が下りて発売が決まると、MRさんから説明会を開いてもらいます

体にどうやって作用するのかや、臨床試験でどのくらい効果があったか、副作用の割合はどのくらいかなどを詳しく説明してくれます。

また管理方法や使用方法が特殊な薬であれば、看護師さんたちを集めた説明会も開いてもらって、実際に触ってもらいながら扱い方を理解してもらうのです。

逆に病院から、薬を使った後の副作用がなかったかなどの報告も集めてまとめています。

医局前の廊下に、いろいろな製薬会社の営業担当者が並んで順番待ちをしている姿を見ることがありませんか?忙しい医師の移動時間を狙って、廊下で話している姿などもよく見かけます。

MRになる方法は?

特に必要な資格などはありません。

大手の製薬会社だと大卒以上が条件になっていますね

製薬会社に採用されればMRになることができます。

薬剤師の資格を持つ人もいますが、とくに必須ではありません。看護師から転職してなった人もいます

ただし大手の製薬会社だと、就職の競争率は高いと思っておきましょう。

MRにはどんな人が向いている?

病院のこと、患者さんの治療のことなどが分かっていることはかなり有利です。医療系の資格が必要なわけではありませんが、『患者さんの治療に貢献する』という意思は必要です。

また初対面の医師や薬剤師、看護師と短い時間で説明をするので、コミュニケーション能力が必要になります。あまり人見知りせず、積極的に話しかけられる人の方が向いていると言えるでしょう。

要領よく話の内容をまとめて説明できるようになる必要があります。

転職サイトの利用がおすすめ

看護師から製薬会社に転職する場合、転職サイトの利用をおすすめします。病院間の転職とは違うため、一般企業の転職に強い大手の転職サイトが良いでしょう

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転職するかどうか決めていなくても、情報を集めて検討する目的でまずは登録することをおすすめします。

詳しい求人情報を見なければ、自分の希望通りの求人があるかどうかも分かりません

まずは行動を起こしてみましょう。

ケアマネジャー

ケアマネジャーってどんな仕事?

ケアマネさんって、聞いたことがありますよね。

どんな仕事が知っていますか?

ケアマネジャーとは『介護支援専門員』。
2000年に誕生した新しい資格です。
介護を必要とする人をサポートする仕事です。

実際に介護をするのではなく、その人に必要な介護サービスの種類を考えたり、その人の生活にあったケアプランを作る仕事なんです。

利用者や家族と相談してサービスを決めていくのね

要介護認定の調査をする場合もあります。

『要介護認定の調査』というのは、介護保険のサービス利用を希望する利用者さんに対して、どんなサービスが、どのくらい必要なのかを調べることです。

これを市町村から頼まれて、ケアマネジャーが行うことがあるようです。

要介護認定の申請ができない利用者や家族の代わりに、代行して申請をする場合もあります。高齢者のご夫婦だと、書類をそろえて役所に申請に行くこと自体が難しい場合もあるからです。

介護認定が決まると、その方の生活環境や体の状態を考えて、家族や本人の希望も聞きながら、どんなサービスが良いかを決めます。

そして、介護サービスの計画を作るのです。

この計画を作るのが、ケアマネジャーの仕事のメインですね!

介護保険のサービスは種類がたくさんあります。利用者さんが自分に合うサービスを、自分たちだけで調整するのはとても難しいです。

ケアマネジャーはそのサービスを熟知していて、利用者さんや家族と事業所の橋渡しをします。安全で快適な自宅生活が送れるようサポートをするのです。

ケアマネジャーになる方法は?

年に1回、各都道府県でケアマネジャー試験が行われてます

その試験を受けるには、医師や看護師、理学療法士などの国家資格を持っていて、5年以上の実務経験が必要です。

介護保険制度の問題や、福祉サービスや保健医療サービスの問題がでるので、きちんと勉強してから受験する必要があります。試験対策用の問題集などが発売されているので、しっかりと準備をしてから受験をしましょう。

合格率は15~20%程度なので、難易度の高い試験と言えます。

さらに、試験に合格した後に実務研修を終了しないと、ケアマネジャーとして登録できません。合格した翌年に15日間の講習と3日間の実務をおこないます。

これをすべて終了して、登録をして初めて、ケアマネジャーの資格を得ることができます。

ケアマネジャーに向いているのはどんな人?

利用者さんや家族としっかり会話をしながらケアプランを作っていくのが仕事です。きちんとコミュニケーションがとれる能力が必要とされます

また複数の利用者さんの調整を同時に進めるので、多くの関係者とのスケジュール調整が大切です。時間調整やスケジュール管理の能力が求められるでしょう。

ケアマネジャーの仕事は、介護が必要な方へ直接的なケアをすることはありません。

ケアの計画を立てたり、サービス調整のための書類を作成したり、基本的にはデスクワークが中心です。デスクワークが苦にならない人が向いているでしょう。

医療機器メーカーの営業支援

クリニカルスペシャリストってどんな仕事?

クリニカルスペシャリストという職業を知っていますか?

クリニカルスペシャリストとは、医療機器のメーカーなどで自社商品の営業をサポートする仕事です。

看護師資格が活かせる仕事ですし、土日休みのため、けっこう人気の転職先です。

新しい医療機器の購入を検討しているとき、説明に来てくれる人ですね!

新しい医療機器の購入を検討しているとき、メーカーから来て説明会を開いてくれたり、使い方や注意点を説明してくれますよね。あれがメーカーの営業担当や、営業支援の方です。

私の病棟でも時々説明会をしてもらいますが、その製品についての説明だけではなく、最初に関連する疾患の勉強会をしてもらって、最後に製品説明をしてもらうことが多いです

病院側のそういう要望にも快く答えてくれます。

医療機器を購入した後のアフターフォローもしてくれます。お願いすれば何度も説明会を開いてくれますし、患者に初めて使用するときに立ち会ってもらうこともあります。

そうやって医師や看護師に自社の製品をよく知ってもらい、購入してもらうための営業サポートが主な仕事です。

クリニカルスペシャリストになる方法は?

特に資格は必要ありません。しかし看護師から転職する人も多く、企業によっては看護師資格や臨床経験があることを採用条件にしているところもあるようです。

看護師であれば医師や看護師に配慮した営業ができますし、看護師として営業担当から説明を受けた経験もあるでしょう。

そうした経験や気遣いが出来ることを見込まれて、看護師の採用が多いようです

入社後は、その製品を詳しく理解するために研修や勉強会に参加して知識を深める必要があります。医師に対しても説明をするため自分が担当する病気の領域についてはかなり勉強が必要になります

クリニカルスペシャリストに向いている人は?

医師や看護師に対して説明をするのが仕事なので、コミュニケーション能力が必要です。向いているのは、人前で話すのが嫌いじゃない人だと思います。

またプレゼン資料を作ったり、その医療機器に関連した試験データ―などをまとめる必要があるので、パソコンスキルや事務作業の能力も必要になります。

外資系企業の場合は海外との取引もあるため、語学力があればさらに有利でしょう

転職サイトの利用がおすすめ

看護師からクリニカルスペシャリストへの転職であれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

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不慣れな分野での転職活動になるので、大手の転職サイトの手厚いサポートを受けながら進める方が安心です。

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メディカルコールセンター

メディカルコールセンターってどんな仕事?

メディカルコールセンターでの仕事も、看護師経験が活かせます。

メディカルコールセンターとは、自治体や企業がサービスのために設置しているコールセンター。
利用者からの問い合わせや相談に対応します。

たとえば製薬会社や健康食品会社などが設置していて、自社の商品に関する問い合わせや相談に応えます

保険会社であれば、保険加入者からの体調に関する問い合わせや相談に対応します。

また都道府県などの自治体もコールセンターを設置していて、日ごろの健康維持増進に関する相談窓口としています。様々な悩みや相談に対応する相談窓口でのお仕事です。

メディカルコールセンターで働く方法は?

とくに必須の資格はありません。様々な専門職種の人が働いていて、看護師も求められています臨床経験がある看護師の方が有利ではあると思います。

就職するのは、コールセンターを運営している専門企業です。

企業や保険会社、自治体などが直接雇用する場合もありますが、多くはコールセンターの運営会社に相談窓口業務だけをお願いしている場合が多いようです。

大手企業のコールセンター会社に就職できれば、将来安泰ですよね。

また、保健師や助産師の資格を持っている人も求められています

メディカルコールセンターが向いているのは?

基本的には電話対応なので、デスクワークが中心です。お問い合わせ内容の記録など、パソコンスキルが必要になるでしょう。

また、利用者からの悩み相談を聞いて共感し、医学的な対処が必要かどうかを判断する必要があります。人と話すのが好き、聞き上手な人が向いていると言えるでしょう。

就職してから電話対応に関する研修がありますし、基本的にはマニュアルに沿って対応します。

しかし、最低限のコミュニケーション能力や社会人マナーは必要でしょう。

コールセンターによっては24時間対応のところもあり、その場合は3交代での夜勤があります。夜勤が可能な人であれば、高い給与を目指して夜勤をおこなう選択もできます。

転職サイトの利用がおすすめ

メディカルコールセンターへの転職は、看護師に特化した転職サイトの利用がおススメです。

看護師転職は専門性が高く、一般の転職サイトでの取り扱いは少ないです。かならず看護師転職の特化サイトを利用するようにしましょう。

おすすめの転職サイトは>>【看護師】転職で本当に役立ったおすすめ転職サイトと転職エージェントの記事を参考にしてください。

医療専門学校の教員

医療専門学校の教員ってどんな仕事?

看護学校の先生という仕事もあります。皆さんも身近に接したことがあるので、仕事内容は想像がつくと思います。

授業をしたり、担任を受け持ったり、実習に付き添ったり。授業をするための準備や、他の先生の授業を手伝ったり、生徒と面談をする仕事もあります。

人を育て教育する仕事なので、やりがいは大きなものがあるでしょう

看護師としての経験がとても活かされますし、夜勤がなく休日が安定している職場も魅力的です。

医療専門学校の教員になるには?

看護師の国家資格と、看護師としての実務経験5年以上が必要です

さらに、厚生労働省や看護協会がおこなっている教員養成の講習会を受る必要があります。この講習会は1年くらい期間がかかりますし、通学が必要なので、仕事との両立は難しいと思います。

看護大学で教員になるためには、大学院卒であることが求められることも多いです。

教員養成の講習会は各都道府県の看護協会などでも行われますが、毎年必ず行われるわけではありません

全く求人がない年もあるので、しっかりチェックしておく必要があります。

医療専門学校の教員に向いているのは?

5年以上の臨床経験があっても、実際の臨床にやりがいを持てない人は、検討してみてもいいと思います。

これまでの臨床経験の中で看護学生と関わる機会があれば、学校の教員の仕事内容は想像が出来ると思います。そちらに興味を持てるようであれば、転職を検討してみましょう。

若者を育てていくことはやりがいが持てますし、生活が規則的になることで身体的・精神的にも安定します

勉強が好きだったかどうかは、特に関係がないと思います。向いているのは、人と関わるのが嫌いじゃないかどうかではないでしょうか。

厚生労働省の看護系技官

看護系技官ってどんな仕事?

厚生労働省で働く看護系技官という仕事があります。

看護系技官とは、看護師と保健師または助産師免許を有し、医療にかかわる専門性と行政官としての専門性を活かして活躍する“技術系行政官”のことです。

この仕事は、厚生労働省に勤める国家公務員です。

私は全く知らない仕事でした。

看護師の資格を活かして行政にかかわることができる仕事のようです。日本国内の医療や保険、看護や介護にかかわるサービスの仕組みを作ったり改善したりします。

そのため実際の治療やケアにかかわることは全くありません。デスクワークです。

行政にかかわるため国会会期中は忙しいなど忙しさの差はあるようですが、基本的には残業もなく日祝日が休みの仕事です。

詳しくは、厚生労働省のホームページで紹介されているので参考にしてみてください。現在働いている看護系技官の方のインタビューなども見れますよ。

参考:厚生労働省 技術系技官 採用情報

看護系技官になるには?

看護師と保健師または助産師の資格を持っていて、臨床経験が7年以上必要です。

学歴は、看護系大学卒か看護系大学院を修了している人

そして看護行政の業務に理解を示して、意欲のある人。これが応募資格です。

令和3年10月の募集書類では、『業務経験を踏まえ厚生労働省で取り組みたいこと』というテーマで800字程度の小論文が必要で、推薦状2通も一緒の郵送するようになっています。

けっこうハードルは高いと思いますが、看護師として行政にかかわれる職種なのでやりがいは当然あります。

興味がある方はぜひチャレンジしてみてください!

看護系技官に向いているのは?

医療や福祉に関する政策や、日本の行政に興味がある人が向いています

社会をより良くしたいという情熱がないと務まらないでしょう。そして問題に対して論理的な思考が出来て、それを文章にまとめたり人に説明できる能力が必要です。

厚生労働省という巨大な組織の中で働くので、人と協力し合ったり、意見交換を出来るような協調性やコミュニケーション能力も大切です。

物事に対して柔軟に対応でき、周りの人と協力しながら課題を乗り越えていけるような人に向いている職業です。

まとめ

看護師以外の仕事への転職を考えてみた結果を紹介しました。

看護師の経験を活かしながらできる仕事は、以下の6つです。

  • 製薬会社のMR
  • ケアマネジャー
  • 医療機器メーカーの営業支援
  • メディカルコールセンター
  • 医療専門学校の教員
  • 厚生労働省の看護系技官

どれもそれなりの努力が必要で簡単ではありません。しかし一生の仕事としていくのにふさわしい、やりがいのある仕事ばかりでした。

看護師としての将来について悩んでいる人は、これまでの看護師経験を活かしながら転職し、やりがいを見つけられる可能性があります。じっくりと考えて行動しましょう。

他にも、転職を考えている人には>>看護師に人気の診療科は?|自分に向いてる診療科の選び方という記事もおススメです。良かったら読んでみてください。

この記事があなたの将来を考える手助けになればうれしいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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