- ナースパワーの応援ナースという制度
- 沖縄応援ナースの魅力
- 海の魅力
- 沖縄文化の魅力
- 休みを使って離島観光
- 応援ナースだからこそ自由な時間が多い
- 応援ナースで困ったこと
- 即戦力になれる経験があったほうがいい
- 沖縄方言がむずかしい
- 車が必要

こんにちは、はるです。
私は地方病院で看護師長をしています
今回は私が経験した、沖縄応援ナースについて紹介します!
『沖縄応援ナース』って聞いたことありますか?
私は旅行で訪れた沖縄県の美しさに惹かれて、移住を決意して沖縄応援ナースとして派遣で働き始め、3年間住みました。
沖縄県の空と海や、温かい人間関係、のんびり過ぎる時間感覚などが好きな人には、おすすめの働き方です。
『興味はあるけど、詳しく分からない』という人も多いと思うので、私の体験談を読んでみてください。
それでは、私が沖縄応援ナースをしていた3年間のことをご紹介します。
ナースパワーの応援ナースについて
ナースパワーという転職サイトは有名ですよね。
オリコン顧客満足度調査で2019年から3年連続1位を獲得している優良な転職サイトです。
ナースパワーの応援ナースという制度を利用して、沖縄県で3年間働いていたことがあります。
引っ越し費用や赴任の飛行機代も病院が負担してくれるので、私自身の負担はゼロ!
家具家電付きの部屋も準備してくれます。



病院が用意してくれたのは2階建てのコーポの1室でした。
築浅で綺麗でしたよ。
窓から遠くに海が見える、気持ちのいい部屋でした!
都会の生活に疲れて転職を考えている人や、沖縄が大好きな看護師さんには本当におすすめです。
沖縄という土地の魅力と、応援ナースという気軽に移住できる制度のおかげで、遠く離れた土地で3年間も働き続けることができました。
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ナースパワーについては>>【オリコン顧客満足度1位】ナースパワーって何で人気なの?で紹介しているので、気になる方はそちらもご覧ください。


沖縄応援ナースの魅力
海の魅力
ダイビング
沖縄で生活するうえで一番の魅力は、やはりきれいな海です。
見たことないほどきれいな海に魅了され、ダイビングのライセンスを取りました。
那覇から船で約1時間のところにケラマ諸島があり、そこは有名なダイビングスポットになっています。


透明度が高くてサンゴがきれいな海です。
夏のシーズンで天気が良いと、すぐにダイビングに行っていました。
月に4~5回程度は潜っていたと思います。
旅行で沖縄に来る場合、潜る日の天気は運任せになります。
天気が悪かったり、台風通過後で海が濁っている時では、ダイビングの魅力は半減してしまいますよね。
現地に住んでいると当日の天気で決められるので、ベストコンディションの日に潜れるのが最高でした!
ビーチパーティー


海に入るだけではなく、浜辺で過ごす時間も沖縄の海の魅力です。
夏場には職場のみんなでビーチパーティーをしました。
昼間に集合して、浜辺でバーベキュー。
若者は海に入って泳いだり、先輩方は浜辺にテントを張ってお酒飲みながらお喋り。
夕方になると年配の介護士さんが三線を弾き始めて、みんなで歌ったり、カチャーシーを踊ったり。
沖縄三線:三線(さんしん)は、弦楽器の一種。日本の沖縄県と鹿児島の奄美群島で主に用いられる。
wikipediaより引用
カチャーシー:テンポの速い沖縄民謡の演奏に合わせて踊られる、両手を頭上に挙げ、手首を回しながら左右に振る踊り。 多くは演奏会や宴席のクライマックスとして踊られる。 沖縄方言の訛で「かき回し」という意味であり、頭上で手を左右に振るさまが、かき回すように見えるため呼び名がついた。
wikipediaより引用


暗くなったら花火をして、解散です。
でっかいビニールシートを敷いて、自分の食べ物や飲み物を持ちよって、大勢で過ごす楽しいパーティーです。
それぞれが自由に過ごすので、途中で帰る人がいたり、子供をお風呂に入れに一回帰ったり、そして妻だけ戻ってきたり。
沖縄県人らしい、ゆるくて自由な集まりで、それがラクで楽しかったです。
何気ない日常も海で過ごす特別な時間
それ以外でも、普段から海が身近にある生活でした。
夜勤明けで同僚と朝マックを買って、浜辺に座って食べながら昼までダラダラ話したり。
友人の結婚式の余興ダンスを、だれもいない浜辺で大騒ぎしながら練習したり。
海をこんなに身近に感じて生活したことがなかったので、とにかく新鮮でした。


沖縄文化の魅力
せっかく沖縄に住むのだから、積極的にいろいろ経験するようにしていました。
職場の人たちも、県外から来た応援ナースに沖縄県を好きになってもらおうと、いろいろなことを教えてくれましたよ。
沖縄三線


沖縄三線(おきなわさんしん)が弾きたくて、教えてくれる地元の先生の家に通って習っていました。
三線の楽譜は工工四(くんくんしー)という、漢字で書かれた楽譜です。
これが面白くて、家でもずっと練習していました。
『安里屋ユンタ』や『島人ぬ宝』のような沖縄民謡をたくさん練習して、少しですが弾けるようになりました。
ビーチパーティで披露しましたが、自分が奏でた音楽で大勢が歌ってくれるのが、とても快感でした。
沖縄料理
沖縄の独特な料理にも興味があったので、年配の介護士さん達に色々と教えてもらいました。
チャンプルーは今でも夏に毎年作って食べます。
島豆腐や車麩(くるまふ:大きなお麩です)、ナーベラー(へちま)など、扱いなれない食材も多くて、教えてもらわないと難しかったと思います。
患者の家族から家に招待されて応援ナースのみんなで伺ったときには、料理を手伝わせてもらいながら、いろいろと家庭料理のコツを教えていただきました。


ただ、私はもともと料理が得意ではなかったので、沖縄料理を頑張ったのは最初だけでした。



珍しくて沖縄料理を練習しましたが、結局は食べ慣れたものが一番!
食事は地元のスーパーで買い物をすれば、とくに困ることはありませんでした。
休みを使って離島観光
応援ナースで、わたしは4週10休の条件で働いていました。
それ以外にも有給休暇があったので、時々連休を取って離島観光に行きました。
沖縄の離島観光は、県外からだと直行便が少ないので、那覇空港で乗換をすることが多いです。
せっかくの休みなのに時間がもったいないし、お金も結構かかりますよね。
沖縄に住んでいるメリットとして、離島に気軽に行けることは特別なことだと思って、いろんな島に行きました。




応援ナースだからこそ自由な時間が多い
わたしの行った病院には応援ナースがすでにいて、同じ病棟には3人の応援ナースがいました。
私の後にも数人応援ナースが来て、延長する人や半年で帰る人など様々で、時々メンバーが入れ替わっていきました。
北海道から、大阪から、福岡からと、いろいろな県の人が集まるので、珍しいご当地話で盛り上がりました。
応援ナースなので、職場の委員会活動や新人教育、時間外の研修などには参加義務がありませんでした。
残業もあまりない病棟だったので、自由な時間をたくさん作ることができました。
半分は沖縄を楽しみに来ている応援ナースに対して理解のある上司だったので、連休を取ることにも嫌な顔はされませんでした。
時間が自由になることが、沖縄応援ナースを満喫できるポイントだと思います。
応援手当付きの給与も魅力


沖縄応援ナースでは、応援手当が支給されます。
それも合計して、総支給額は25~30万円程度になります。
私の場合は夜勤手当と通勤手当、残業手当も合わせると総支給で35万円、手取りで28万円くらいでした。
月収としては、かなりいいですよね。
その代わりボーナスはありません。
ナースパワーの担当さんからは「毎月の給与が正社員よりも高くなるので、金額を言わないように」とアドバイスを受けていました。
同じ仕事をしていても給与に差があると、いじめられたりするのかもしれません。
期間限定の応援ナースですが、福利厚生の差はありませんでした。
沖縄応援ナースで注意すること
即戦力になれるだけの経験があった方がいい
たくさんの看護師さんが応援で来ていましたが、あまり丁寧なオリエンテーションはされていませんでした。
すぐに部屋持ち業務が始まって、重症者なども積極的に担当させられます。
本当に、即戦力を求めている感じでした。
応援ナースで行くときには、自分の経験のある診療科を希望した方がいいと思います。
経験が少なかったり、分からないままで入っても、指導者がついて教えてくれるという感じではありませんでした。
ナースパワーの担当者に相談しながら、自分に合った診療科や病院規模を選ぶようにしてください。
その方が、沖縄応援を楽しめると思います。
沖縄方言がむずかしい
沖縄は方言が強くて、お年寄りの方とは会話が成立しないこともあるほどでした。
この言葉の問題がいちばん困りましたね。
夜間の救急で来た離島出身の高齢者とは、症状の聞き取りもままなりませんでした。
この時は当直医も内地からの派遣医だったので、二人とも方言が分からなくて患者さんを怒らせてしまいました。
結局、入院中の患者さんを連れてきて通訳してもらいました。
地元の看護師や患者さんに教えてもらいながら会話をして、徐々に簡単な方言から覚えていきました。
徐々にお互いに慣れていくと、イントネーションの違いや言葉の違いが面白くて、楽しみながら覚えることができました。
とくに離島の方言は全く違うので、本島の人でも分からないことがあるようでした。
少しずつ習いながら覚えていき、積極的に方言を使って、打ち解けていきました。
車が必要


車は必要だと思います。
電車はありませんが、バスとモノレールが通っています。
でもいろんな場所に遊びに行きたいと思ったら、車がないと無理ですね。
わたしの場合は車を持っていなかったので、中古車を購入しました。
応援ナースの仲間では、車かバイクを持って来ている人が多かったです。
半年で帰る予定の人はレンタカーを利用していて、それも賢い選択だと思います。
職場も、遊びに行った先も、買い物するお店も、駐車場代が必要ないところが多かったのは驚きました。
車の問題は、準備しておいた方がいいと思います。
まとめ


ナースパワーの沖縄応援ナースの魅力についてご紹介しました。
同じ応援ナースでも、病院によって忙しさや働きやすさは違うとは思います。
でも仕事を一生懸命しながらも、半分は沖縄を楽しむために来ている気持なので、職場を離れると仕事のことは忘れてしまっていました。
次の休みにどこに行こうかをいつも考えていましたし、素敵な場所やお店を情報交換しあったり、珍しい体験ができるところやイベント情報を教えあったりしていました。
仕事の大変さで疲れてしまっている人には、ぜひこういう世界もあることを知ってもらいたいと思います。
まずはナースパワーで沖縄や離島の応援ナースの求人情報をチェックしてみてくださいね。
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