患者のセクハラにどう対応する?!|悩んだ時の対処法を師長が伝授!

こんにちは。看護師長のはるです。

今回は、患者からのセクハラ問題について、対処法をご紹介したいと思います。

病棟や施設で働いているときに時折遭遇してしまうのが、認知症患者からのセクハラです。

バイタル測定や移乗介助で身体が近づいたときに、胸やおしりを触られることがあります

患者と看護師という立場の違いから指摘しづらい雰囲気があるかもしれませんが、そのまま我慢する必要はないんです

適切に対処して、再発防止が大切です

この記事では、看護師長として患者からのセクハラ問題について対処した経験をもとに、セクハラを受けた際の正しい対処法を紹介します。

この記事を読めばセクハラ被害を我慢することなく、きちんと対応できるようになります

ぜひ最後まで読んでください。

セクハラだけではなく、ミスをしてしまった時や、同期と比べられて落ち込んだ時、患者からクレームを言われた時などの対処法を>>【まとめ記事】看護師の仕事がつらいと思った時に読んでほしいでまとめています。

こちらも参考にしてみてください。

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目次

患者からのセクハラは言い出しづらい?

看護師は、目の前の患者のためにあらゆる犠牲と献身が求められていて、これに応えることが職業的な使命だと思われているところがありました。

そういう歴史の影響か、患者から受けた被害をすぐに問題にせず我慢してしまう看護師が多い事実があります。

  • 認知症だから仕方ない、分かってないだけなんだ
  • 冗談だろう、コミュニケーションとして仕方ない
  • このくらいで騒いだら先輩や上司に迷惑をかけてしまう
  • 今後も毎日ケアをするのに患者と気まずくなりたくない

こういう風に考えて、問題として取り上げない看護師が多いように感じます。

誰か一人が「体を触られた、セクハラだ!」と言い始めると、「私も数日前に触られた」「○○さんも言ってた」などと言い始めるスタッフが出てきて驚きます。

セクハラ問題は大声で言いづらいセンシティブな内容ではありますが、黙って我慢せずに声を上げて、適切に対処することで減らすことができます

自分たちが働きやすい職場にするために、ぜひ我慢せずに申し出て、対応してもらってください。

その場で毅然とした態度を取る

まず大切なことは、その場できっぱりと「やめてください」と伝えることです

やめてください!
セクハラですよ!

相手が認知症の患者であっても、毅然とした態度で怒れば、相手にその感情は伝わります。

きちんと怒った顔をして、手を払いのける等の態度を取り、やめるよう伝えてください

良くない対応は、冗談にしてしまうことです

もぉ~
やめてくださいよ~

こんな風に笑いながら冗談にしてしまうと、相手には拒否されたことが伝わりません。

このような場合に後から師長が注意に行っても「おおげさな。冗談だよ。彼女も笑っていたよ」と言われます。

あなたが嫌な思いをしたことが伝わることが大切なので、笑いながら言ってはいけません。

この最初の対応を間違えないようにしてくださいね。

上司へ報告する

すぐに上司へ報告をしましょう。

どんな場面でどのようなことがあったのかを説明し、自分がどんな対処をしたのかも伝えてください。

主治医へも報告します。上司と相談し、主治医へ自分から報告するのか、上司から報告するのかを確認してみましょう。

上司や主治医から患者へ、指導や警告がされるはずです。

ここからの対応は、病院のハラスメント規定によって違いがあると思うので、私の部署で起きた場合の流れを紹介します。

はるの病棟の場合

私の部署でセクハラ事例が発生した場合は、カルテに記録を残し、主治医へ報告をします。

主治医と相談して、師長から注意をするか、主治医から注意をするか、二人で一緒に話をするかを決めます。

患者を別室へ呼び、そこで事実確認をして、今後は二度と不必要に看護師の体に触れないよう注意をします

その時の状況によりますが、悪質だった場合や注意しても効かないようなら家族も呼んで事情を伝えて相談します。

家族とも相談しながら、今後も続くようであれば入院継続困難と判断して、退院・転院となる場合もあります。

ハラスメントに対して病院は厳しい対応をすることが多いです。

セクハラや患者からの暴力などは、入院継続できなくなる場合が多いでしょう。

認知症患者や高次脳機能障害の患者の場合は病気の影響があるためですが、それでも職員が被害を受けるのを黙っていることはありません

かならず適切に対応してくれますので、信じて上司に報告をしましょう

もしもセクハラを受けた事実を隠したい場合は、そのことを伝えれば対応してくれます

対処する際に「誰が被害を受けたか」を公表する必要はありませんので、秘密にしたままで対応するので安心してください。

一人でケアをしない、男性職員と勤務する

その患者のケアに一人で入らないようにしましょう。

セクハラをする患者は、必ず相手を選んでいます。

怒りそうにない、優しそうな人を選んでしていますので、今後もあなたが被害にあう可能性があります。

出来るだけ関わらずに済むようにシフトを組んでもらいましょう。

どうしてもケアに入らなくてはいけない場合は、誰かと二人で入るようにしてください。

できれば男性スタッフと一緒に対応するのがベストです。

私の部署ではセクハラの恐れのある患者に対しては、できるだけ男性スタッフで清潔ケアをしています。

上司と相談をして、できるだけ女性スタッフが関わらなくていいように工夫してもらいましょう。

一度でもセクハラ行為があったり、その可能性があった場合、カルテの一番上に対応注意患者として表示されます。病棟看護師だけでなく、検査技師や事務スタッフにも注意喚起できるように工夫しているのです。

まとめ

今回は、患者からセクハラへの対処法を紹介しました。

相手が入院患者で、こちらが医療者であるという立場の違いから、若い看護師は被害にあっても言い出さないことがあります。

しかし職場を働きやすくするために、長く働き続けるためには、声を上げて適切に対処してもらうことが大切です。

上司を信じて、報告を上げて対応してもらいましょう。

この記事で少しでも働きやすい職場環境に貢献できればうれしいです。

セクハラ以外の看護師の悩みについても、対処法を紹介しています>>【まとめ記事】看護師の仕事がつらいと思った時に読んでほしいを参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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