【2021年版】今どき新人看護師|特徴を理解して上手に付き合いましょう

この記事で分かること
  • 今年の新人看護師の特徴
    • 競争は苦手だが、成長意欲は高い
    • 情報を集めるのが得意
    • 素直で受け身、のんびりしていておおらか
    • 直接顔を合わせて行うコミュニケーション能力が低い
    • 叱られることやプレッシャーを受けることに慣れていない

こんにちは。看護師長のはるです。

新人看護師の指導担当者や管理職の方たちは、毎年の新人指導に頭を悩ませますよね。

わたしも毎年、楽しく働いてもらいたいと思いながらも、はやく仕事を覚えてほしい気持ちもあって、怒ると褒めるのバランスに悩んでいます

とくに世代の差もあるので共通の話題が見つけにくく、役職も邪魔をして、なかなか打ち解けて話せるようにはなれません。

この記事を読んでくれている看護師の先輩や管理者の皆さんとの世代の差は、どのくらいでしょう。

今回は2021年版として、わたしの考える今どきの新人看護師の特徴をまとめました。

皆さんの職場で、新人との付き合い方の参考にしてみてください。

ほかにも看護師の悩みをまとめた記事>>【まとめ記事】看護師の仕事がつらいと思った時に読んでほしいで、ミスが続いた時やリーダー業務の難しさなどの対処法をまとめています。参考にしてみてください。

目次

競争は苦手だが、成長意欲は高い

最近の小学校では、かけっこで順番をつけないそうです。

競争のない運動会で育ってきた新人は、人と競ったり争ったりすることが苦手だと言われています。

職場で見ていると、人と競うことが苦手なので、基本的に優しい人が多いように思います。

そして「人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」という理想も持っています。

面接をしていても「何かの認定を取りたい」と言う新人が増えました

しかしこれは、私たちの考える成長意欲とはちょっと違うんじゃないかと思うんです。

優秀な人材になって出世したいとか、大きな成果を上げて有名になりたいというわけではない。

人の役に立って、みんなから必要とされたい

自分の存在価値を高めたい

そういう欲求を満たすための、成長意欲のように思います。

出来ることを褒め、存在を認めることでモチベーションを上げてあげると、どんどん頑張ってくれるようになるはずです。

情報を集めるのが得意

子供のころからスマホを使って育っています。

何か分からないことがあれば、キーワードから様々な情報を集めることができます。

そのため、知らない疾患や薬の名前は休憩時間を使ってパパっと調べてきます。

その反面、つながりや理屈を自分で考えたり、自分でおこなった結果を予想したりする習慣がありません

何か質問すると、「分かりません」と即答されます

看護の仕事では先のことを予測して危機回避する能力が求められるので、職場でKYT(危険予知訓練)が必要でしょう。

「このあとどうなると思う?一緒に考えてみよう」と時間を与え、行動の結果を予測してシミュレーションすることを教えましょう。

素直で受け身、のんびりしていておおらかな性格

核家族で育ち、物が豊かな時代に育っているので、のんびりした性格の人が多いです。

職場でも、全体的におとなしくて素直な新人が増えたように感じます。

何かを指示すると、一生懸命こなしてくれます。

ただし逆に言うと、言われたことはきちんとするけど、言われたこと以上のことはやらない。

考えて工夫して行動する習慣がなく、言われたこと以上のこと返そうと思いつかないのです。

素直で従順なので、分かりやすい説明をして、小さなことでも出来たことを褒めていけば、少しずつ成長していきます。

直接顔を合わせて行うコミュニケーション能力が低い

人とのコミュニケーションはLINEやSNSが主流という環境で生活をしています。

対面でのコミュニケーションは苦手という人が多いのは当然です。

そもそも、大人同士の対面コミュニケーションのルールが良く分かっていない人も多いように思います。

無表情であいさつをしたり何か作業中の人に唐突に声をかけたり

ここ数年はそういう新人が多いなぁと感じます。

こちらから見ると「何を考えているか分からない」と思ってしまいます。

しかしゆっくり話を聞いてみると、意外としっかりした考えを持っていて、アイデアもあるのです。

人と対面して行う仕事は、相手からどう見られているかを意識することを教えましょう

叱られることやプレッシャーを受けることに慣れていない

核家族化で、年上とのコミュニケーションが苦手です。

褒めて伸ばす教育なので、教師や親から怒られたり叱られたりした経験が少ないまま成長しています。

そのため、少し強い口調で指摘を受けると「怒られた」と感じて、怯えてしまいます

プレッシャーにも弱く、すぐに落ち込んでしまい、立ち直れないんじゃないかと思い詰めます

叱って強く育てるというやり方は通用しません

丁寧に説明しながら、新人の意見も聞いてあげましょう。

指導者へアドバイス

叱っても意味がないし、委縮して更にできなくなるということを、指導者側が理解しましょう。

指導をする目的は、叱って反省させることではありません。

きちんと手順通りに出来るように覚えさせることです。

一生懸命に指導をしていると、とにかく反省の言葉や態度を引き出そうとしてしまうことがあります。

指導の言葉が新人に届いているのか、心に響いているのか、確かめたくなるのです

その気持ちは分かりますが、叱って怯えさせてしまうと、その後の指導の言葉はもっと届かなくなってしまいます。

反省しなくてもいい。理屈を理解するのは今じゃなくてもいい。

まずは手順通りに出来れば合格なのだと割り切ることが必要です。

素直で成長意欲が高いのが、今年の新人の特徴です。

本人がきちんと納得すれば実行できますし、成長しようと自ら調べて努力をしてくれるはずです。

勉強をするか、努力をするかは本人に任せて、必要な手順や流れを覚えさせることに集中して指導をしましょう。

まとめ

今どきの新人看護師の特徴をまとめました。

当然ですが、自分が育ってきた時代とは社会の情勢も違います。

その新人がどんな時代で育ってきて、どんな特徴を持っているのかを知ることで、効果的なかかわり方が見つかります。

新人指導でイライラしなくなるコツは別記事でまとめていますので、良かったら一緒に参考にしてみてください。

この記事が、皆さんの職場で役に立てばうれしいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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