【看護師】同じミスを繰り返さない5つの方法

この記事で分かること
  • 同じミスを繰り返してしまう原因5つ!
    1. なぜミスをしたかきちんと考えられていない
    2. 結果をいそいで、よく考えずに直感でやる
    3. ミスによる最悪のシナリオを想像していない
    4. 仕事に対するモチベーションがひくい
    5. 集中できない理由がある
  • 同じミスを繰り返さないために出来ること5つ!
    1. 原因は『忙しさ』以外で考える
    2. ミスができない環境に変えよう
    3. 自分がミスしやすいのはどんな時か覚えておく
    4. おなじ手順でやっている仕事をさがしてミスを予防する
    5. 人と違うやり方をしない

こんにちは。看護師長のはるです。

仕事でミスをしたとき、しそうになった時、インシデントレポートを作成しますよね。

どんな対策を立てていますか?

その対策でその後のミスは防げていますか?

看護の仕事はミスが許されない仕事ではありますが、どうしてもインシデントは起こります。

毎日たくさんのインシデント・レポートを受け取りますが、きちんと対策を立ててミスを繰り返さなければ、ミスは成長の糧でもあると思っています

しかし、同じミスを繰り返しやすい人がいます。

看護の世界でミスを繰り返していれば、いつかは患者の命に関わるような重大事故になる可能性もあります。

ミスの原因と対策を確認し、ミスを繰り返さない方法を身につけましょう

この記事では同じミスを繰り返してしまう原因と、繰り返さないためのコツをまとめます。

ぜひ最後まで読んでください。

インシデントを起こしてしまって時には>>【看護師の悩み】インシデントで落ち込んだ時に立ち直る方法の記事も参考にしてみてください。

目次

同じミスを繰り返してしまう原因

1.なぜミスをしたかきちんと考えられていない

ミスをしたスタッフと話すと、原因をきちんと考えられていない人が多いことに気付きます。

次からはちゃんと確認するので大丈夫です

ミスの報告をしながら、「次はミスしません」と言っていませんか?

特に新人や若いスタッフに多いですが、この言葉には何の責任感も感じられません。

ミスの原因は?ちゃんと確認しなかったこと
今後の対策は?ちゃんと確認する!

こういう分析と対策では今後もミスを繰り返してしまいますよ。

『ちゃんと確認しなかったのはなんでだろう』

『忙しい時は確認しない癖があるのかもしれない』

『忙しい時でも、毎回必ず確認をしていたっけ?』

こんな風に、自分はなぜその行動をとったのかを、細かく思い出して考える必要があります。

とことん突き詰めて考えられないと、自分の行動の癖が分からなくて、いつまでもミスは減らないのです。

2.結果をいそいで、きちんと考えずに直感でやる

多分こうじゃないですか?
えいっ!
あ、違った・・・

医療機器や医療材料を壊したり無駄にしてしまう、慎重さが足りないスタッフがいます。

これも、同じ人が繰り返すミスだと言えます。

よく分からないもの、知らないものでも、躊躇せずにトライできることは長所でもあります。

直感でやって上手くいく経験をすると、マニュアルを確認するのが面倒に思えるのは分かります。

しかし仕事の場でそれをやってしまうと、失敗した時の代償が大きいことを自覚しましょう

慎重さは、看護師に必須なスキルです。ぜひ、身につけましょう。

3.ミスによる最悪のシナリオが想像できていない

小さなミスを起こしたり、ミスになりかけたりした時に面談をすると、その人がミスを繰り返しやすい人がどうかよく分かります。

楽観的で、最悪の結果まで想像できない人は、今後もミスを繰り返しやすい人だからです。

気付かなかったらどうなっていたと思う?
これがもっと強い薬だったら?

楽観的でミスを小さく考えてしまう人に対しては、危機感を持ってもらうために、あえて最悪のシナリオを考えさせる指導をする場合があります。

ミスに怯えて委縮してしまってはいけませんが、ミスの怖さが分かっていないことも危険です。

今回のミスが重大事故につながる1歩だったかもしれないと思えなければ、ミスを減らすことができませんよ。

4.仕事に対するモチベーションが低い

ミスを防ぐことに対するモチベーションは、人によって大きく差があります。

看護師という仕事に対するモチベーションが下がっている人は、ミスに対しても予防意識が低いです

質の高い看護よりも、とにかく早く帰りたいので手早く仕事を済ませようとしてしまいます。

このような状態のときにも、ミスを繰り返しやすいです。

もしも自分のモチベーションが下がっていることを自覚しているなら、仕事を休むなどの対策を取って、ミスを起こさないように配慮しましょう。

5.集中できない理由がある

仕事に集中できなければ、ミスを繰り返すのは当然です。

・体調が悪い
・寝不足
・強いプレッシャーを感じている
・人間関係の強いストレスがある

こういう状況だと仕事に集中できず、質の高い仕事はできません。

早めに先輩や上司など、周りの人に相談をしましょう

職場の人数が少なくて休みにくいなどの事情があるかもしれませんが、体調が悪いままで働いて大きなミスを起こしてしまってはかえって迷惑をかけます

きちんと報告をして、早く回復できるように休みを取ることが大切です。

同じミスを繰り返さない5つの方法

1.ミスの原因は『忙しさ』以外で考えよう

インシデントが起きたとき、まずは原因を考えます。

その原因を、表面的なことで終わらせていませんか?

休んだ人がいて忙しかったから。
ほかの業務と重なってバタバタしたし・・・

原因の分析で「忙しかったから」や「人手が足りなかったから」としている人は要注意です。

いつもは確認してます
今回はうっかりして・・・

こういう分析をしていると、きちんとした対策が立てられません。

忙しかったり業務が重なったりして、うっかりしてしまうことはあります。

そういう時でもミスにならないような習慣をもっているか、工夫をしているかを考える必要があるんです。

ミスをして落ち込んで『次は気をつけよう』と反省しているだけでは、同じミスを繰り返してしまうでしょう。

そのための工夫の一つに「ミスができない環境に変えること」があります。

2.ミスができない環境に変えよう

病院の業務では、医療安全のために様々な工夫がされていますよね。

栄養ラインと点滴ラインの誤接続防止コネクターのように、ミスにならないように形から変えてしまうのが効果的です。

今回ミスをした状況のような、忙しくて慌ててしまう場面は今後もありますよね。

これからは簡単にミスにならないように、ミスをしにくい習慣や仕事のすすめ方に変えるのです

時間の決まった仕事はタイマーを使う習慣をつけたり。

ポケットに入れたまま見返さないメモ帳ではなく、フセン紙に書いてPCに貼ったり。

昼休みまえに、午前中のタスクを終えたか確認するルールを作ったり。

自分一人で取り組めることから始めましょう。

3.自分がミスしやすい状況を知っておく

業務が重なって忙しい場面になったとき、以前のミスを思い出していますか?

やることが重なって忙しいぞ!
そういえば前も同じようなに忙しい時にミスをしたんだった

同じような状況になった時に『今日もミスをしてしまうかもしれない』と思えるようになりましょう

『自分はおなじ時間に仕事が重なると、慌てて確認せずに実施してしまうからあぶないぞ』

と考えられるようになれば、同じミスを繰り返すことは減るでしょう。

おススメなのは、ミスをした状況やミスの内容をノートに書き残しておくことです

簡単にまとめておいて時々見返すようにすると、自分がどういうミスが多いのかが分かります。

ミスを繰り返してしまう人は、試してみてください。

4.同じ手順でやっている仕事をさがしてミスを予防する

忙しくて、注射の指示を見落としてしまった。

そういうミスをしてしまったときの対策として、注射の指示の確認方法だけを改善しても不十分です

『忙しいと慌ててしまい、きちんと指示を見ずに記憶だけでやってしまう』というミスは、内服薬でも、処置でも、同じ種類のミスをする可能性がある

そのことに気付く必要があります。

注射の指示を見る方法だけ変えて対応していると、次は検査の指示を見落としてミスをするでしょう。

対策を立てる時には、今回ミスした仕事と同じ手順でやっている仕事をさがしましょう

自分の立てた対策で、他の仕事で起こすかもしれないミスも同時に防げるかどうかを考えてください。

一つのミスを最大限に利用して、未来のミスを減らしていきましょう!

5.人と違うやり方をしない

ミスが続く人にじっくり話を聞くと、自己流でやっている場合があります。

職場のマニュアルや、みんながやっている方法とは違うやり方で働いているのです。

職場のマニュアルは、過去に起きたインシデントを活用して、少しずつ改善されています。

みんなが間違えやすいところは、間違えずにできるように工夫した手順を作っています

決められた手順はミスを防ぐために確認作業が多かったり、面倒だったりしますよね。

そこを省いで自己流のやり方をしている人は、過去に起きたミスと同じミスをしてしまうのです。

ミスしないようにみんなで工夫していても、そのやり方をしていないとミスの確率が上がるのは当然です

最初に決めたルールや、マニュアルに沿ったやり方を守るようにしましょう

やり方を改善したいときは1人で変えるのではなく、全体に提案して、マニュアルや全体の手順を変更するようにしましょう。

そのほうがずっと安全です。

「ミスがなくならない」「自分には合わない」と思うなら違う仕事も考えよう

看護という仕事はには向き、不向きがあるのは事実です

もちろん努力次第で乗り越えられますが、それには強い意志と努力が必要です。

同じミスばかり繰り返してしまう今の仕事は、本当にあなたがやりたい仕事でしょうか?

どんな看護師になりたいと思って資格を取りましたか?

いま、自分の理想に向かった仕事ができていますか?

もしも「自分には向かない」と思ってイヤイヤ働いているのであれば、転職を検討してもいいと思います。

嫌だと思いながら仕事をしていても楽しくないですし、上達しません。

看護師の仕事でミスを繰り返していれば、いつかは大きな事故になる可能性もあります

そうなる前に、自分がどんなところで働きたいのかを、もう一度考えてみてください。

たとえば病院以外でも就職先はたくさんあります。

興味があればこちらの記事も読んでみてください。

まとめ

今回は、同じミスを繰り返さない方法についてまとめました。

人は必ずミスをするものです。ミスを完全になくすことは不可能ですが、繰り返さないような工夫を積み重ねることで減らしていくことはできます。

インシデントを起こすととても落ち込んでしまい、「看護師を続けられない」と思ってしまうこともあります。

そんな風に自分を責めてしまう人は>>【看護師の悩み】インシデントで落ち込んだ時に立ち直る方法の記事を読んでみてください。

この記事で少しでも皆さんのインシデント減少の役に立てれば嬉しいです。

ほかにも看護師の悩みをまとめた記事>>【まとめ記事】看護師の仕事がつらいと思った時に読んでほしいで、リーダー業務の難しさや怖い先輩との付き合い方、患者からのクレーム対応などをまとめています。参考にしてみてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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