退職準備は何をする?|師長が教える【看護師の退職準備】

こんにちは。看護師長のはるです。

看護師という仕事は忙しくて責任も重く、疲労やストレスを抱えて退職を考える人も多いですよね。

またキャリアアップのために新たな環境に移って勉強したいと考える人もいるでしょう。

退職を考え始めたときが、退職準備を始める時です。師長のはるが、退職までの流れを全て教えます!

ぜひ最後まで読んでください。

日ごろから、より良い転職に向けて求人情報をチェックしておくのがおすすめです。

実際に退職が決まっていなくても、転職サイトに登録していろいろな求人情報を見ることができます。

登録は無料なので、いくつか登録していろいろな情報を検索してみてください。

おすすめの転職サイトについては>>【看護師】転職で本当に役立ったおすすめ転職サイトと転職エージェントの記事を参考にしてみてください。

また、どうしても退職させてもらえなくてつらい時、退職代行サービスを検討するという人もいるかもしれません。

退職代行サービスは業者の信頼が大切なサービスです。

職場と揉めて面倒なことになったというケースもあるようなので、きちんとしたサービスを選びましょう。

退職代行サービスで退職した体験談を>>【看護師】退職代行で辞められる?|師長が体験した病院側の対応で紹介しているので、サービスを選ぶ参考にしてください。

目次

転職先を探す

まず今後の人生を考え始めよう

今の職場を辞めようかな・・・」と考え始めたとき、まずは自分の今後のライフプランをかんがえましょう。私は師長としてスタッフと面談しますが、先のことをあまり具体的に想像していないスタッフが多いと感じます。

はる

現状の不満はあるけど、具体的にはまだ何も行動してないって人がほとんどです

現状に不満があって文句を言っていても、具体的に行動するのは勇気がいるし、面倒なこともあります

なので、なにか破滅的にイヤな出来事があるまで現状維持で今の仕事を続けているんじゃないでしょうか。でもそれだと、今の仕事に対しても熱意を持てないし、仕事にやりがいや楽しさが見いだせないと思うんです。

ある程度仕事に慣れてきたら、自分のこれから目指したいキャリアや、やりたいこと、成長したい方向を常に考えておきましょう

今の職場で身につけたい知識や技術は何か、それを身につけるのに何年必要か。その後はどういう分野を学びたいか。将来はどうなっていたいか。

そういう将来設計は急には決められません。日ごろから少しずつ知識を広げ、いろんな先輩方の話を聞いて、想像しておくのが大切です。

はる

看護師の先輩だけじゃなく、いろんな人の話を聞くと自分の世界が広がりますよ!!

看護師を募集している職場は多くあります。あなたはどんな仕事をしたいでしょうか。

自分がどんなところで働きたいのか、何を優先して職場を選ぶのかを、しっかり決めることが大切です

やりたいことがある人は、それが叶えられる転職先を探しましょう。今の職場が嫌でやめる人は、次の職場に何を求めるのかをしっかりと考えましょう。

「人間関係」や「上司のやり方」が不満などの理由でしたら、次の職場の選び方は慎重にしましょう。そういう部分は、見学に行っても口コミを見ても、はっきり分からないことが多いです。知り合いの職場などで情報が得られるなら、それが一番いいでしょう。

希望条件をはっきり決めよう

転職を成功させられるかどうかは、希望条件をはっきり決められるかどうかが重要です。

その希望条件が、あなたの転職活動の軸になるからです。

決めておくべき希望条件は、おもに5つあります。

  • 転職時期
  • エリア(場所)
  • 働き方(常勤、派遣、バイトなど)
  • 夜勤あり、なし
  • 仕事内容(病院、施設など)
  • 給与や休みの数

これらの条件について、一つ一つをじっくり考えておきましょう。紙に書き出してみると、考えを整理しやすいのでおススメです!

さらに、その中から譲れないものを選んで、ざっくりとした優先順位も考えておきましょう。

すべての希望を完全に満たす求人を探すのは難しいです。優先順位をつけておけば、複数の求人の中からより希望に沿うものを見つけやすくなります。

転職経験のある先輩や、家族や友人など、いろいろな人の意見を聞いてみるのも役に立ちます。

また転職エージェントの担当者にも希望が具体的に伝えられるので、より条件に合った求人を紹介してもらえます。

はる

私の友人は転職で失敗経験があります

私の友人は転職して1ヶ月で退職その次の職場も5ヶ月で退職してしまいました。

最初の転職では、短期間でいそいで決めたことが原因でした。

友人は職場で決定的にイヤな出来事があって、突発的に退職することになったのですが、失業期間を作らないためにすぐに就職できる職場で面接を受けて、最初に採用を出してくれたところに就職しました

しかし仕事内容が想像していたものと大きく違い、友人がやったことのない分野を一人で任されるなどしたため、続けていけないと思って1ヶ月で退職してしまいました。

この時も次の就職先を決めることに焦っており、時間がない中で面接を受け、かなり大きな規模の職場に採用されたと喜んでいました。大きな組織なら大丈夫だろうと思ったようです。

入ってみると、中途採用者は自分しかいない環境で指導もほとんど受けられず、なかなか周囲のスタッフとも打ち解けられず、かなり肩身が狭く孤独だと言っていました。

結局そこも環境になじめず(同僚から受け入れてもらえなかったと感じたようです)、5ヶ月で退職しました。

はる

転職を成功させるためには、しっかり準備することが大切だと思いました

その彼女も、いまは良いところに就職できたようで、楽しそうな毎日を送っています。

この友人の例では、情報収集が足りなかったことと、自分が転職先に求める条件があいまいだったことが、失敗の原因だと思います。

見学をしたり、転職サイトの担当エージェントに職場の雰囲気をきいたり、複数の職場を見て比べたりして、自分が求める環境があるかどうかを見極めることが大切です。

まずは自分が転職先に求める条件を決めておきましょう。

希望条件の決め方については>>看護師の転職|希望条件はこうやって決める!の記事で詳しく説明しています。参考にしてください。

転職活動は、焦って決めてもいいことはありません。じっくり時間をかけて検討して、より自分に合う職場を見つけましょう。

転職サイトを賢く利用しよう

転職のための求人情報集めは、転職サイトを利用するのがおススメです。

まだ転職するかどうか決めてないのに、転職サイトを利用できる?

転職サイトや転職エージェントは、転職を迷っているときに登録しても大丈夫です!

わたしは転職の予定がない時でも登録しておいて、ときどき求人情報を眺めています。引っ越しする予定がなくても物件情報を眺めるのが好きな人と同じ感覚かもしれません。

実際に転職をするのはじっくりと選んで慎重に進めるべきだと思いますが、転職活動をするだけなら費用も掛からないしリスクはありません。いろいろな求人情報を見て、良い条件の求人がなければ転職するのを辞めればいいだけです。

転職活動では、担当の転職エージェントに「転職するかどうか悩んでいる」ことを正直に伝えたほうがメリットがあります

いろいろと相談に乗ってくれますし、あなたの悩みを解決できそうな転職先を探してきてくれますよ。

利用する私たちには、登録も相談も無料です。

また転職サイトには、同じように転職について悩んでいる人たちのコラムや、転職に役立つ知識ネタなどもたくさん掲載されています。それらを読むことも、自分の考えをまとめる助けになりますよ。

まずは、気になるサイトに無料登録してみましょう

おすすめの転職サイトについては>>【看護師】転職で本当に役立ったおすすめ転職サイトと転職エージェントの記事を参考にしてください。

退職時期を決める

退職時期はどうやって決める?

職場の忙しい時期や、他の人の退職時期などを避けて辞めたいところですよね

いつなら辞めてもいいですか?

こう聞いてきてくれたスタッフもいました。

だけど師長の立場から言わせてもらうと、「それは自分で決めてよ」と思ってしまいます。だって「じゃあ5年後ね」と言われても、無理でしょう?

いつ頃で退職するつもりか、決めてから師長へ伝える必要があります。

出来るだけ迷惑をかけたくないと思ってくれているのは、ありがたいことです。だけど、そんなことを言っていたらなかなか辞められません

看護師の職場で、忙しくない時期なんてほとんどないからです。

実際には自分の都合で退職時期を決めてしまうしかないので、割り切って決めましょう

出来るだけ早く決めて、期間の猶予がある状況で伝えるのが、精いっぱいの誠意だと思います。

みんなはいつ辞めている?

看護師の退職時期として多いのは、夏のボーナス後、年末、年度末の3つです

ボーナスもらってから辞めないともったいない!

あと数ヶ月でボーナスがもらえるのだから、というのが多いですね。この時期の退職者が多いため、求人もその3つの時期が多くなります。

ただし、4月は新卒看護師の採用があるため、中途入職者は採用していない病院もあります。

9月や1月での転職を見越して、退職時期を決めると良いでしょう。

家族とも相談しよう

転職は家族にとっても大切なことです。事前に相談をしましょう

離れて暮らしている場合なども転職しようと考えていることを伝え、よく話し合ってください。特に自分がまだ若い場合、両親は人生の先輩でもあるので、自分では思いつかないような意見や役立つアドバイスをくれることがあります。

心配してくれる人には事前に相談しておいて、退職した後の生活のことなど、協力してもらえる環境を作っておきましょう。

有休休暇の残日数を把握しておく

有給休暇とは、労働基準法で決められている労働者の権利です。

入職から6カ月が経ったところで10日間もらえて、その後は1年ごとにもらえます。

もらえる日数は、長く働いているとだんだん増えていきます。

ただし、もらって2年を過ぎると消滅してしまうので、どんどん溜まり続けるわけではありません。

退職を考えるなら有給の残りの日数を確認し、どの時期に使うのか考えて、計画的に使用しましょう。

退職時に一気に使う場合もありますが、例えば最後の1カ月が全て休みになってしまうような日数を残している場合は注意しましょう。

施設基準の看護配置数などの理由により、そのような勤務表を嫌がる師長さんもいます

職場によっては退職時の有給の使い方にルールが決まっている場合もありますので、仲のいい先輩に聞くなどして確認しておきましょう。

退職の意思を伝える

師長へ退職したいと伝える

上司に、退職の意思を伝えましょう

はる

ここが一番のハードルですよね

「疲れたから」とか、「向いてない気がするから」などの曖昧な理由では、必ず引き止められます。きちんとした理由を準備してから、伝えに行きましょう。

引き止められにくい理由は、「他にやりたいことがある」という前向きな理由です。

小児看護がしたい、自宅介護をしている家族の助けになりたい、美容形成をやりたい、等。今の職場では叶えられない夢をキラキラした顔で語られると、師長は引き留めにくいです。

まずは朝のうちに師長へ「お話があるので、後で時間をとってもらえますか?」と声をかけておきましょう。

「いま聞くよ。なに?」などと促されても、その場で話さないこと!「きちんと時間をとってほしいです。できれば個室で話せますか?」と伝えましょう。

上司は必ず応じてくれるはずです。落ち着いた環境で、ゆっくりと自分の気持ちを伝えましょう。感情的に話さず、冷静に話した方が相手に伝わりやすいですよ。

退職理由については<<これは引きとめられない! 看護師長が教える 【引き留められない退職理由】として別記事で書いているので、そちらも読んでみてください。

師長との面談をやり抜く

師長から、引き留めの面談があります。そこを何とか乗り越えましょう。

師長は面談で、あなたが抱えている不満を聞き出し、その改善を約束したり配置転換を提案したり、さまざまな引き留めをおこないます。

師長の話を聞いて、退職を思い留まるならそれも良いと思います。

でも退職の意志が固いのであれば、師長の話はきちんと聞きつつ「ありがとうございます、でも退職の意思は変わりません」とはっきり伝えましょう。

それだけを言い続ければ必ず辞められますので、怖がらずに断固とした態度をとりましょう

退職届を提出する

師長に意思を伝えたら、早めに退職届を提出しましょう。

法律上は、14日前までに意思表示をすればいいことになっています。しかし実際は、職場の就業規則で退職届の提出時期が決められています。

例えは・・・

少なくとも2カ月前までに上司に退職の意向を伝え、1か月前までに書面で提出する

などのルールがあります。師長との面談時に、退職届の提出時期を確認しましょう。

また、退職届の用紙が職場で決まっている場合があります。職場に決められた用紙があれば、それも貰っておきましょう。

ただし民法では2週間前に退職の意思を示せばよいことになっています。この法律も知っておくと、いざという時に武器になります。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

民法第627条

とにかく早く退職したい場合は、この法律を持ち出しましょう。強く引きとめられたり、退職させてもらえないような場合でも、法律守られた権利であることを伝えれば必ず応じてくれます。

この法律の話を言われると、師長も諦めて2週間後での退職を認めてくれるはずです。師長との面談の時に実際に退職届を提出すると、あなたの本気が伝わりますよ。

仕事を引き継ぐ

以下のような仕事の引継ぎが必要です。

・係や委員会業務
・受け持ち患者のサマリー記載やカルテチェック
・新人指導やフォロー役
・看護研究

その職場で自分に任されていた仕事や、自主的にやっていた役割なども、すべて引継ぎをします。

それぞれの仕事をだれに引き継ぐのかを、師長や主任に確認しましょう。

これまでの事録をまとめたファイルや、毎月の定例会議の日時やメンバー会議に持参する資料などは、分かりやすいようにまとめます。

いま取り組んでいる途中のプロジェクトがある場合は、これまでの流れと自分の役割を簡単にまとめて渡しましょう。

また、受け持ち患者のカルテチェックを行い、看護計画評価やサマリー記載に不備がないかを確認しておきましょう。

新人看護師の指導者をしていた場合なども、引き継ぐ相手を確認し、きちんと指導状況を伝えておきましょう。

ここまでやっておけば、ムーズで円滑に、感謝されながら退職することができます

ロッカーの片付け、備品や健康保険証の返却

退職当日にバタバタと片付けるのは大変です。

1週間ほど前から少しずつ私物を持ち帰り、ロッカーを掃除して、片づけましょう。

退職のために提出する書類や受け取る書類について、事務に確認しておきます。

退職後すぐに引っ越す場合は、そのことも伝えておきましょう。

一般的には退職したあとに離職票や源泉徴収票が送られてきます。大切な書類が郵送されてくる際に、引っ越していて受け取れないと困ってしまいます。

最終出勤日には、ロッカーのカギや、社員証、使用していた備品などを返却して帰りましょう。

自分の物のように使っていた備品でも、職場のものであれば返却する必要があります。「自分しか使っていないから」と持ち帰らないようにしましょう。

退職日翌日には健康保険証を返却しましょう。

職場に持参しても良いですが、引っ越しをして遠くなる場合は、郵送でもよいかを事前に確認しておきましょう。

最終出勤日にはスタッフにご挨拶を

最終出勤日には、上司と職場の仲間に挨拶をしましょう。

朝礼や終礼の時間を借りて、「本日で退職します。これまでお世話になりました」と伝えましょう。

菓子折りや、お礼の品を用意しておく人も多いです。

その場合は個包装で、日持ちのするお菓子が喜ばれます。

健康保険、年金、失業保険の手続き

健康保険の手続き

退職日の翌日に新しい職場で働く場合は、特に手続きは必要ありません。

新しい職場で働き始める時に、必要な書類を提出しましょう。

提出する書類
  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票

これらの書類を新しい職場に提出すれば、手続きをしてくれます。

『雇用保険被保険者証』と『源泉徴収票』は、退職時に元の職場が準備してくれる書類です。

『年金手帳』を病院に預けている場合は退職時に返してもらいましょう。

退職後すぐに就職せず失業期間が発生する場合は、健康保険の切り替えの手続きが必要です。

次の3つから選んで手続きをします。

  1. 家族の健康保険の扶養に入る
  2. 国民健康保険に加入する
  3. いま加入している会社の健康保険を継続する(これを任意継続といいます)

家族の健康保険の扶養に入る場合

この場合は、扶養に入る家族が勤めている会社が手続きをします。退職した日から5日以内に手続きが必要なので注意しましょう。

扶養に入るためには、あなたの収入が年収130万円未満であることなど、条件があります。

もしも失業保険をもらう場合は、その給付金も収入になりますので、注意してください。

扶養に入れてくれる家族の保険料は、あなたが扶養に追加されても金額は変わりません。

国民健康保険に入る場合

国民健康保険は、役所で手続きが必要です。退職から14日以内に、自分が住んでいるところの役所に書類を提出します。

まずは退職する前に『健康保険資格喪失証明書』を作ってもらっておきましょう。その書類をもって役所へ行き、手続きを行ってください。

保険料は、前年度の収入や扶養の状況で決まります。住んでいる地域によっても金額が違うので注意してください。

例えば・・・
東京都在住 独身 30歳 年収400万円の人であれば、保険料の平均は18,000円です

任意継続をする場合

退職前の職場で加入している健康保険を、退職した後も最長2年間は任意継続できます

加入していた期間が2ヶ月以上で、退職した後20日以内に手続きをすれば可能です。管轄の健康保険組合で確認しましょう。

ただし任意継続すると、いま支払っている保険料の2倍の金額を支払う必要があるので注意しましょう。

実は病院に勤めているときは、社会保険料の半額を病院が払ってくれています。退職してしまうと、これまで病院が払ってくれていた半額分も自分で払う必要があるので、払う金額が2倍になってしまうのです。

これを知らずに任意継続を選ぶと、考えていた金額の2倍の健康保険料を支払うことになり、退職後のお金の計画が変わってしまう場合があります。

きちんと金額を確認してから、任意継続するかどうかを決めましょう。

国民年金の手続き

退職するまで元の職場では、厚生年金に入って保険料を支払っていました。厚生年金は、会社などの組織に雇われている人しか入ることができません

退職した後に失業期間がある場合は、年金の切り替え手続きをする必要があります。おもな切り替え方法は、次の二つです。

  1. 国民年金に加入する
  2. 配偶者の扶養に入る

国民年金に加入する

公的年金の加入者には、次の3つの分類があります。

  • 第1号被保険者:自営業者や無職の人が加入する国民年金のみの被保険者
  • 第2号被保険者:会社員などが加入する厚生年金や共済年金の被保険者
  • 第3号被保険者:年収130万円未満で、第2号被保険者(配偶者)に扶養されている人
はる

病院で働いているときは第2号被保険者なのね

退職した後は、ふつうは第2号被保険者から第1号被保険者に変わることになります(会社員である配偶者の扶養に入る場合は、第3号被保険者にかわります)。

20歳以上の日本の国民は、公的年金に全員入らなくてはいけません

住んでいる地域の役所で、退職日から14日以内に手続きをしましょう

  • 年金手帳
  • 印鑑
  • 身分証明書

手続きにはこれらの書類が必要です。住んでいる地域の役所によって、必要な書類が違う場合があります。事前に窓口で問い合わせをしてみてください。

第3号被保険者に切り替える場合は、配偶者の会社から手続きをしてもらう必要があります。会社の担当者に扶養に入ることを伝え、その会社の指示に従って手続きをしてください。

厚生年金は受け取る給与によって金額が変わりますが、国民年金の保険料は一律で月額16,540円です(2020年度)。

月末日に退職した場合を除いて、退職した月から保険料が発生します。

年金は払った分だけもらえる金額が大きくなるのが基本です。国民年金は厚生年金よりも保険料が安い分、将来受け取る年金額も少なくなります

【国民年金は支払いを免除してもらうことができます】
転職先が決まっておらず、国民年金の保険料を支払うのが難しい場合は、申請すれば保険料が免除される制度があります。手続きは役所または年金事務所の窓口でおこなってください。
ただし、納める保険料が減ると将来受け取れる年金額も減額されてしまいますので、注意してください。
※国民年金の免除・納付猶予制度について:国民年金機構『国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度』

失業保険の手続き

退職した後すぐに就職する予定がない場合は、失業保険の手続きをしましょう。

失業保険は、次の仕事が決まるまでの生活費としてもらえるお金です。

職場で働いているときに加入していた雇用保険の制度の一つで、自分の都合で退職した場合であっても受け取れます。

はる

私も失業保険を受け取りながら転職活動をしました

ただし受け取るには条件があります。それは「働く意思があること」「雇用保険に12ヶ月以上入っていたこと」です。

受け取れる金額は、辞める前の給与と働いていた年数によって計算されます。

自分がいくらもらえるのかなど、詳しく知りたい方は>>【看護師の転職】貯金がないと辞められない?|失業保険がある!の記事で確認してください。

まとめ

師長が考える、看護師の完璧な退職準備をご紹介しました。

やはり、きちんと準備をして進めることが、円満な退職のコツです。

退職理由を伝え、師長の引き留め説得を乗り越えることが、一番のハードルなのかな、と思います。

まずは説得されても揺るがないような退職理由を、じっくり考えてから望みましょう!

どうしても言い出せない、師長を説得できなくて追い詰められるようなら、退職代行サービスの利用も検討しましょう。

常識の通用する師長であればきちんと対応してくれるので必要ありませんが、そうでない場合もあるようです。

たまたまそういう組織で働いている場合に、あなたが犠牲になって追いつめられる必要はありません。出来るだけ早く脱出して、より良い職場に変わりましょう。

退職代行サービスは非弁行為といって法的にグレーな部分のある怪しい業者も多いです。業者を選ぶときには、騙されないように十分に気をつけてください

退職代行サービスで辞めるとどうなるのか興味がある方は、>>【看護師】退職代行で辞められる?|師長が体験した病院側の対応を参考にしてください。

スタッフが退職代行で辞めたときの、病院側での対応について体験談をまとめました。信頼できる退職代行サービス業者も紹介しています。

この記事が少しでもあなたの背中を押せれば嬉しいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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